MopTermをインストール/ダウンロードしていただいてありがとうございます。 m(_ _)m と言う事で、MopTermをはじめて使われる方のためのセットアップ方法 を解説します。パソコン通信は初めてと言うかたでもそんなに難しくはありません から気軽にやってみてください。 1.MopTermを手に入れて起動するまで まず、これを読まれていると言う事は既に、Windowsを起動されてMopTermないし は、そのヘルプを起動されているわけですよね。であれば、この章の残りは読み飛ば して次の章へ飛んでもかまわないかもしれません。 この章では、NIFTY等のネットからMopTermの最新版を持って来る部分について説明 しています。既にMopTermを持っているけど、新しバージョンを手に入れたいという 場合は有効かもしれません。 モデム添付等で入手された方は、是非、最新版へ移行される事をお勧めします。 NIFTY-Serve等のパソコン通信ホストからMopTermのパッケージ(MPTxxxx.EXE, xxx はバージョンにより異なります。)を、ダウンロードしてください。この作業は、 MopTermでも他の通信ソフトでも可能です。NIFTY-Serve内ですと、 FRAVフォーラムに最新版があります。他のフォーラムにある物は最新で無い場合があ ります。ご注意ください。 最新版のMopTermは、ダウンロードしたパッケージをプログラムとしてそのまま実 行する事で、お使いのパソコン上にMopTermをインストール/バージョンアップする形 式で配布しています。ダウンロードする際には必ず最後が「MPT224W.EXE」というよ うに「.EXE」をつけたファイル名で受信してください。 受信したファイルをWindows(95/NT)上で実行するとインストール・セットアップ が行われます。インストール時に、MopTermを格納する場所(ディレクトリー・フォ ルダー)を聞いてきますので、設定してください。(省略値で適当な場所が入ってい ますから、そのまま「OK」してもらってもかまいません。) インストールすると以下のファイルが展開されます。 MOPTERM.EXE MOPTERM.HLP README.TXT HITORY.TXT NYAN.PLT NYAN.TXT NYAN.SBT NYAN.LBT この中で、MOPTERM.EXEがMopTermの本体です。基本的に、これさえあればMopTerm は動作します。MOPTERM.HLPがヘルプファイルです。今読まれているこの文章他、 MopTermを使う上での説明が入っています。MopTermを使っている時に、「F1」キーで 常に呼び出す事が出来ます。また、ほとんどのダイアログ(メニュー)にはヘルプボ タンがあって、それを押す事で、ダイアログの説明をヘルプファイルから読みだして 表示します。MOPTERM.EXEとMOPTERM.HLPは同じ場所(同じディレクトリー)に入れて おいてください。 2.モデム関連の設定 まずは、最低限度の設定でネットワークホストに接続してみましょう。 MopTermを起動して、上のメニューバーから、[設定/接続操作]メニューを選んで ください。その中に[設定(S)]コマンドと言うのがあります。それを選ぶと、いろい ろと設定する[設定]ダイアログが出来てきます。 以下の項目だけは必ず設定してください。(以下の文章はWindows95/WindowsNT4.0 以降での設定をメインに説明しています。WindowsNT3.5/NT3.51の場合は、COMnのポー トを指定して[モデムの属性]を設定するようにしてください。) − 接続方法(装置/ポート)(P) Windows 95/NTのインストール時、または、インストール後[コントロールパネル] の[モデム]で、お使いのモデム装置を設定されている場合は、ここでモデムの装置名 を選択できるはずです。もし、できない場合、再度、システムのコントロールパネル で[モデム]の設定を行ってください。 3.回線関連の設定 さて、再度「設定/接続(S)」の中の[設定(S)]コマンドを選んで以下の設定をして ください。 − 電話回線の種類 モデム装置をつなぐ電話回線が、プッシュ回線か、ダイアル回線かの区別です。 つなげてある電話機がプッシュボタン式でも、内部でダイアル回線用の信号を出して いる場合があります。電話をかけるときに「ピーポーパー」と音がするのがプッシュ 回線、「テコテコテコ」って音がするのがダイアル回線です。 以上で、「設定(S)」のメニューは終りです。他の項目はむやみにいじらないでく ださい。「OK」を押して、設定を有効にして終了してください。一度、設定した情 報は、次にMopTermを起動した時も有効です。 (もし、おかしな設定をしてしまってはじめからやり直したい場合は、MopTermを 停止して、Windowsのシステムディレクトリー(C:\WINDOWS\等)にある 「MOPTERM.INI」と言うファイルを削除してから、再度、MopTermを立ちあげてくだ さい。) 4.ホストの設定 さて、今度は電話をかけるホストを登録します。「設定/接続(S)」の[ホストの設 定/接続(R)]コマンドを選んでください。ツールバー(絵のついたボタンがならんで いる所)の電話型のボタンを押しても同じダイアログ(メニュー)が出てきます。 このダイアログの左側の四角には登録したホストが並ぶのですが、最初は何もあ りませんね。^_^; 「追加(A)...」と言うボタンを押してください。追加するホス トの名前と電話番号を入れるダイアログが表示されます。属性とかなんとかあります が、最初は不要です。ホストの名前と電話番号を入れてください。そうですねー、た めしに、ホスト名に「時報」、電話番号に「117」と入れてください。電話番号は半 角の数値です。そして「OK」のボタンをおすと、ホストの設定/接続のダイアログ に戻ります。今度は、左の四角に「時報(117)」と言うのが入ったはずです。 これをマウスの左ボタンでダブルクリック(2回トントンとクリック)すると、電 話をかけるためのコマンドをモデムに送ります。うまくNTTの時報サービスにつなが り時報がモデムから聞こえてきたらOKです。(時報はパソコン通信のホストでない ため、すぐに切断されると思いますが。また、内臓モデムなどで音のモニターができ ない場合は、時報で試すのは有効ではありません。) 今度は、NIFTY等のパソコン通信ホストの電話番号を設定してください。 [属性]や、[バイナリ転送方式]は特にいじらなくても、たいていのホストに入れ る(便利にとは言いませんが ^_^;)はずです。取合えず、電話番号だけ設定して入っ てみてください。その上で、より便利で確実な方法にするために、各ダイアログのヘ ルプを参考にして設定していってください。 「設定/接続(S)」にある、他の設定項目も同様です。 なお、PC-VANの場合は、[設定]のメニューで、PC-VANテキスト送信を設定してく ださい。 6.オートパイロットを使う 標準のMopTermをインストールすると、猫の手型のアイコンがツールバーに登録さ れているはずです。これは、NYAN(NiftY Auto Navigator)と言うオートパイロット です。オートパイロットは、ホストへのアクセスを自動化するためのツールでして、 特定のホストにアクセスする場合にはとても便利なしろものです。 NYANはNIFTY用に私(モップ)が作成したオートパイロットです。NIFTYに関する限 り、これを使えば、上の「5.ホストの設定」は不要になります。NIFTYにアクセス するのであれば、試しにこのボタンを押して、NYANを起動してみてください。設定も 含めて全て会話型でできますし、NYANのヘルプもありますので、とても簡単です。 他にNIFTY用ですと、 FAPX (NIFTY FRAVフォーラム 12番ライブラリー) NYAN_E2 (NIFTY FRAVフォーラム 12番ライブラリー) PC-VAN用は P-VAP (PC-VAN 経営情報SIG) PEOPLE用は KOPPEPAN (PEOPLE H.GAMES パーティ) 等のオートパイロットがありますので、ダウンロードしてお使いください。